関西の私鉄やバス36事業者で使える便利な磁気カード乗車券「スルッとKANSAI」の発行が、2017年3月末で終了することがわかりました。

運営元のスルッとKANSAI協議会が7月1日に発表したんですが。

廃止の理由はICカード『PiTaPa』が多く利用されるようになり、スルッとKANSAIの利用が少なくなったためだそうです。

確かに『PiTaPa』は便利ですよね。ほかにも「ICOCA」もありますし、ICカードは改札でタッチするだけでいいですから、改札機に通す必要がある磁気カードに比べて実に便利です。

最近はカードケースも進化してケースに入れたままタッチしても大丈夫になっています。

おまけに『PiTaPa』はクレジット機能が利用もできるすぐれものですね。

 

でも、実際には『PiTaPa』事態はあまり普及していないという噂もあります。

どうしてなんでしょうか?矛盾を感じますよね(-.-)

そしてもう一つの疑問。どうして新たに磁気カードを発行するのか・・・。

 

なぜまた磁気カード?

協議会加盟企業のうち4社が、「来年4月から新たな磁気カードを発行し、4社で共通利用を始める」と発表しています。

利用できる範囲はぐっと狭くなってしまうのに、現行のスルッとKANSAI対応カードと同じ仕様のカードが新たに発行されるわけです。

2017年4月から、阪急阪神ホールディングス傘下の4社・阪急電鉄、阪神電気鉄道、能勢電鉄、北大阪急行電鉄が新たに、スルッとKANSAIと同じ仕様の磁気カードを発行。

スルッとKANSAIは36事業者の鉄道・バスで利用できたが、新たなカードで共通利用できるのはこの4社だけです。

この鉄道がそれぞれ交差しているエリアは大阪の北部というか北摂のあたりです。

阪急電鉄がいうには「乗り越し」に理由があるそうです。

「磁気定期券や回数券をお持ちのお客様が、乗り越しで利用されるニーズがまだまだある」ということなんですね。

関西の私鉄では、磁気式の定期券や回数券を使って区間より先まで乗り越す際、降車時に定期券・回数券に重ねてスルッとKANSAI対応カードを改札機に入れると、乗り越し額を自動精算できる仕組みになっています。

これだと乗り越し精算機に並んで清算する必要がなくそのまま改札が通過できるので利便性がとても高いわけです。

便利なものは残す!ということですが、きっとこのエリアは特に利用者が多いということなんでしょうね。

「スルッとKANSAI」発行20年

スルッとKANSAIカードは1996年に発行が開始されました。

関西一円のJR以外の鉄道やバスをカード1枚で利用できる利便性が受けて普及。

現在は14事業者が発行していて、「ラガールカード」(阪急電鉄)、「らくやんカード」(阪神電気鉄道)など発行している事業者により名称も違うんですよね。

関西の方でなければ”同じもの”とはわからないかもしれませんね。

 

 

今のカードはいつまで利用できるのか?

カードの発行は、2017年3月いっぱいで終了予定です。

購入済みのカードは2018年1月31日まで今まで通りに利用できます。

近畿圏以外で販売している乗り放題券「2day・3dayチケット」の販売は、2016年9月30日で終了するので、購入される方は気を付けてくださいね。

 

 

これからは・・・

スルッとKANSAI協議会が発行するIC乗車券「PiTaPa」は、磁気式の定期券や回数券と併用できないことが問題ですね。

クレジットカードとセットになっていることが多いのも、発行までに時間がかかったり逆にカードが利用できない方もいるので、問題も多くありそうです。

関東では少なくなってきたようですが、関西ではまだまだ磁気式の回数券もよく利用されています。

「1円でも安く乗りたい」

やはり合理的な関西の気質が出ていますね。

通常運賃より割安なバラ売り回数券は、金券ショップでも人気商品ですし。

回数券を1枚ずつ購入できる自動販売機(運営元は金券ショップ)が駅前に設置されていることも多いですからね。

私はできれば今の状態がいいなぁ。と思います(あ!関西に住んでいるので)

 

記事を読んでいただき有難うございました!お役に立てれば幸いです(*^▽^*)

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