1月25日。イスラム過激派組織「イスラム国」とみられるグループに拘束された仙台市出身のジャーナリスト後藤健二さん(47)が、千葉市出身湯川遥菜さん(42)の遺体とみられる写真を持たされて日本の政府や家族などに語りかける新たな映像が、インターネットの動画投稿サイト24日午後(日本時間24日夜)に公開されました。

これを受け、菅義偉官房長官は記者会見で「言語道断の許し難い暴挙だ。強く非難する」と話しました。

 

スポンサードリンク

 

 

安倍晋三首相の談話

「湯川さんを殺害したとみられる写真が配信された。残念ながら今の時点で信ぴょう性は高いと言わざるを得ない」とコメント。

安倍首相のこの談話については、テレビの報道番組やインターネット上で色んな方が、同意見であると話しています。

日本政府としては湯川遥菜さんが殺害された可能性が高いと判断しているということですね。

「後藤さんに対し危害を加えないように、ただちに解放するように求めたい。関係各国と連携し、解放に向けて努力を重ねたい」とも話しています。

全くですね。早く日本に帰ってこれるようにしてあげて欲しいですね。

 

新映像の後藤さんのコメント「湯川さんは既に殺害」

ごとう

私はゴトウ・ケンジ・ジョゴだ。

あなたがたは私の同房、ユカワ・ハルナがイスラム国の地において殺害された写真を見た。

あなたがたは警告と期限を聞いた。

われわれを捕捉した人々は、その警告に沿って行動した。

安倍(首相)がハルナを殺害した。

あなたは警告を深刻に受け止めず、期限の72時間内に行動しなかった。

愛する妻よ。愛している。2人の娘に会いたい。

どうか、私にも同じことが起きないようにしてほしい。あきらめるな。

あなたは私の家族、友人、同僚たちとともに政府に圧力を加え続けなくてはいけない。

彼らの要求は易しく、またフェアになった。彼らはもはや金は要求していない。だから、テロリストに金を渡すことを心配する必要はない。

彼らは、ただ獄中にある彼らの姉妹、サジダ・リシャウィの解放を求めているだけだ。それはシンプルだ。

あなたがたはサジダを釈放すれば私は解放される。

日本政府は石を投げれば届く距離にいる。日本政府代表団は皮肉なことに、彼らの姉妹が獄中にあるヨルダンにいる。

私は強調したい。

いかに私の命を助けることが簡単なことか。

これがこの世での最後の時間になるかもしれない。

この言葉をあなたが聞く私の最後の言葉にしないでほしい。どうか安倍(首相)に私を殺させないでほしい。

 

以上

 

メッセージの内容についての政治家やジャーナリストなどの憶測は? 

  • 湯川さんが殺害されて後藤さんが生かされたのは、後藤さんのほうが英語が堪能だったからではないか?映像でのパフォーマンスのため。
  • 金でなくヨルダンの死刑囚の人質解放を要求しているが。日本で言えばオウム真理教の麻原彰晃(あさはら しょうこう)のような犯罪者なので、解放するのは難しい。
  • 今まで他国の国民が拘束されて、交渉により解放されたケースもあるが、全世界に向け映像で公開する形で、身代金の額を提示したり、特定の人物の解放などの要求をしたことはない。

    >

  • 2回の要求については最初から実現するとは思ってなくパフォーマンスのためにやっている。
  • 後藤さんのメッセージは「イスラム国」側が作った文章を読まされている。本人の意思とは違うだろう。
  • 首相のことを「安倍」と呼び捨てにしている。後藤さんの意思でのコメントなら「安倍」と語りかけるのはおかしい。

 

こういう意見がありましたね。

確かに後藤さんは「自己責任」であるとのメッセージを残しているので、本人の意思ではないでしょう。

安倍首相のこともお願いする立場でありながら呼び捨てにするのは、ありえないし。第一、日本へだけ向けるのならば日本語でのコメントがあってもいいと思うのですが、「英語」っていうのもパフォーマンスとしての要素が感じられますね。

湯川さんを救出したいと思って向かったわけですからこうなる覚悟もあったでしょうね。

 

世間の反応は?

これ以外と辛らつです。

いちばん多いのはやはり「自己責任」だ!という意見のようです。

危険であるから渡航しないようにと政府が勧告している場所へ行ったわけですから、この意見は当然といえるでしょう。

そのため、国が高額な身代金を払ったり重罪を犯した犯罪者を解放するのはどうかとの意見がよく見られました。

お金は武装を強化するし。犯罪者を解放すると世界に対して日本は責任をとらなければならなくなるのではないでしょうか。

できる事と出来ない事がありますよね。今回の2つの要求はまさに受け入れることは出来ない要求だと思います。

既に湯川さんは亡くなった可能性が高いです。後藤さんもまだどうなるのかわかりません。

お二人のご家族や親しくされてきた方はとても心痛な思いだと思います。でも、当然、覚悟もされて見送ったでしょうから、私としてはどんな結果であれ政府の対応を受け入れてほしいと思っています。

 

後藤健二さん

3年近く続くシリア内戦を取材してきたジャーナリスト。

「インデペンデント・プレス」(東京都港区)代表です。

ごとう2

中東では日本は友好的にみられているので、政府軍と反政府軍の仲介役ができるのではないかと提言していました。

和平へ向け日本政府ができる役割があると期待しながらも、武器輸出三原則の見直しにつては気になっていたそうです。

「アラブの人たちは日本が非軍事面で支援してきたことを知っている」と指摘。

「紛争当事国への武器輸出を認めてしまうと、米国やロシアにはない平和国家としてのソフトパワーが損なわれる。軍事には関わらないスタンスを貫いた方がいい」と訴えていましたた。

湯川さんとは親しく今回もなんとか救出できればと思ったようです。

シリア人に裏切られたとの話もありますが、出発前にはたとえどんなことがあっても「シリアの人に責任を負わせないで欲しい。」と話してました。

 

無事に帰ってこられることを祈っています。

スポンサードリンク

 

スポンサードリンク