馳文部科学相は、現在改定作業を進めている次の学習指導要領に関連して、学校での授業内容や授業時間を大幅に減らした「ゆとり教育」に決別する明確な見解を近々公表するそうです。

ゆとり世代とよく言われますよね。結局現在何歳くらいの方々からなんでしょうか?

私自身はもう40代後半なので、ガッツリ教育の中で育ちました。

土曜日も午前中には授業がありました。

 

今のお子さんは1日の半分(午前中のみ)を表す「半ドン」なんて言葉はしらないでしょうね(^^)

ゆとり教育が開始された背景にはどんな事があったんでしょうか?

 

今の学習形態

 現在、文部科学省は児童・生徒が議論を通じて答えを見つける学習形態として知られる「アクティブ・ラーニング」の全面導入を目指しています。

これに対して、与党内から「ゆとりへの逆戻り」との批判の声が上がっています。

 

今回の「脱ゆとり」見解表明はこれらの、批判に対する予防措置のようなものでしょう。

 

「教育の強靱(きょうじん)化に向けて」と題する馳氏の見解

 

「学習内容の削減を行うことはしない」

「『ゆとり教育』か『詰め込み教育』かといった二項対立的な議論には戻らない」

「アクティブ・ラーニングは質の高い理解を図るための学習過程」

 

このように説明しています。

 

ゆとり教育とは?

そもそも「ゆとり教育」ってなんでしょうか?

 

ゆとり教育(文部科学省が指定した正式な名称ではありません)は、知識重視型の教育方針は詰め込み型の教育である。

学習時間と学習内容を削減し、経験重視型の教育方針をもって、ゆとりある学校をめざす!

1980年度、1992年度、2002年度から施行された学習指導要領に沿った教育のことである。

初めは1980年度だったんですね。それから3度にわたり少しづつ変化したようです。

 

1980年ー1982年

改定された学習指導要領の施行。

小学校は1980年度、中学校は1981年度、高等学校は1982年度から施行。

ゆとり教育の開始です!

  • 学習内容及び授業時数の削減。
  • 「ゆとりと充実を」「ゆとりと潤いを」がスローガン。
  • 教科指導を行わない「ゆとりの時間」を開始。

 

 

1992年-1994年

改定された学習指導要領の施行。

小学校は1992年度、中学校は1993年度、高等学校は1994年度から施行。

  • 新学力観を導入。
  • 学習内容及び授業時数の削減。
  • 小学校の第1学年及び第2学年の社会及び理科を廃止して、教科「生活」を新設。

 

1992年9月から第2土曜日が休日に

 

1995年4月から第4土曜日も休日に

 

 

2002年ー2003年

改定された学習指導要領の施行。

小中学校は2002年度、高等学校は2003年度から施行。

さらに学習量が減少

  • 学習内容及び授業時数を3割削減。
  • 完全学校週5日制の実施。
  • 「総合的な学習の時間」の新設。
  • 「絶対評価」の導入。

 

2007年

安倍晋三首相の下「教育再生」と称してゆとり教育の見直しが始まる。

 

脱ゆとり教育へ路線変更

 

この時から全国学力・学習状況調査が始まったんですね。これが今につながっているわけです。

 

まとめ

1980年代ころから日本の働く大人たちに”週休2日制”というものが与えられました。

それは学校現場においてもそうです。

大人の事情が先か、子どもの学習形態の改善のためか、どちらのためでもあったでしょうけれど、ゆとり世代はそれ以前の世代に比べると随分学力は低下してしまったようです。

ですが。

ここ10年近くの間に少しづつ「脱ゆとり」がおこなわれた結果。学力はゆとり世代を抜きそれ以前の子どもたちの学力に近いものとなってきたようです。

これからの日本を背負っていく未来ある子どもたちに良い教育環境を与えていくことは、親世代の大切な役目ですね。

どんどんいい方向になっていくことを期待します。

 

本日も記事を読んでいただき有難うございました(*^^*)

 

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