またも議員の不祥事相次ぐ!札幌市議ネット上で「アイヌはもういない」

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札幌市議会議員がTwitterで「アイヌはもういない」との不敬な発言をして、ネット上で批判されています。

発言の主は札幌市議会の最大会派である「自民党・市民会議」に所属する金子快之(かねこ やすゆき)市議会議員(43)です。

かねこ

Twitterの投稿したのは8月11日のことで、「アイヌ民族なんて、いまはもういない」などの書き込みをしました。

現在でもアイヌ民族のかたがいることは一般的には十分知られていると思っていた私は、本当にビックリしましたよ~。

しかもアイヌの地である北海道の公職にある方がする発言ではないですよね。歴史をしらなさすぎると思いませんか?

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この方に限らずこの夏は議員さんたちの不祥事や不敬な発言の数々があらわになり、日本の政治家の質の低さが見えて、がっかりした国民は多いでしょう。

しかも、地元の方なら情けなく思うでしょうね。

アイヌ民族でつくる団体からは「不見識だ」と批判の声が上がっていますが、当然でしょう。

 

金子市議のTwitterの内容

 

金子市議はツイッターで「せいぜいアイヌ系日本人が良いところ」とか「利権を行使しまくっているこの不合理。納税者に説明できません」とも投稿しています。

今年3月に「同じ日本人に無理やり色を付けて、不透明な特権を与えることが一番の問題ではないか」とも書き込みがあったそうです。

「無理やり色をつけて」とはよく言ったものですね。アイヌ民族はもともと北海道に住んでいた先住民族です。本土の日本人こそが迫害のようなマネをアイヌ民族にしてきたのではなかったでしょうか?

アイヌの方からすれば「つけられた」んだと言いたいと私は思いますね。

アイヌ民族に関しては、2007年の国連による「先住民族の権利宣言」を受けたことにより、国会で2008年6月にアイヌを先住民族とする決議を全会一致で採択しています。

国会の決議では「日本が近代化する過程でアイヌの人々が差別され、貧窮を余儀なくされた」として、正式にアイヌの人々を先住民族と認めて、総合的な施策を取るよう政府に求めています。

2014年6月に、日本政府がアイヌ民族の文化の復興を促進するために、北海道白老町に整備する「民族共生の象徴となる空間」の運営の基本方針を閣議決定しています。

金子市議のお膝元である札幌市には、アイヌ民族を対象に低金利で住宅新築資金を貸し付ける制度があるなど優遇措置があります。コレに関しては後ほど金子市議のTwitterの発言か内容にありますので、見てください。

金子市議は毎日新聞の取材に応じ「同じ日本人を区別し出自によって公的補助をするやり方は間違っていると批判したかった。誤解を与えるような表現があったかもしれない」と説明しています。

北海道アイヌ協会の阿部一司副理事長は「いつアイヌがいなくなったのか教えてほしい。国も先住民族と認め、復権に向けて歩んでいるなかで、議員としてあまりにも不勉強で歴史を踏みにじる発言だ。国際的にも恥ずかしい」とコメントされています。

まあ、当然です。

 

金子市議の真意は?批判後のTwitterでは

 

Twitterの全文

「アイヌ民族なんて、いまはもういない」と記した私のツイートについて、それぞれの立場から多数のご意見をいただいています。

「レイシスト」「ネット右翼」「議員辞めろ」などと批判する電話もありました。

本日、複数の報道機関から電話取材を受けたこともあり、本ブログで改めてきちんと私の考え方をご説明したいと思います。

 我が国では戸籍や住民票へ「アイヌ」との表記はありません。「アイヌ」を法的に証明する根拠が現行法にないのです。

また日本という一つの国で同じ教育を受け、同じ言葉、同じ法制度で生活する中でアイヌであることをわざわざ証明する必要もないのが現状です。

しかしいま、ことさら「アイヌ」を声高に主張する方々には別の目的があるものと思わざるを得ません。

それは「アイヌ」を名乗ることで、行政からの便益(メリット)を獲得するということです。

札幌市や北海道は「アイヌ」の方に住宅新築資金の低利貸し付けをはじめ、奨学金、運転免許の取得補助、アイヌ協会への補助金などさまざまな支援を行っています。

・どうしてアイヌだと運転免許取得の補助金がもらえるのか?

・住宅ローンが1%以下で借りられる時代に、なぜ市から住宅ローンを借りるのか?

不思議に思いませんか?

ご想像の通り、アイヌ新築住宅貸し付けはその多くが焦げ付いています。奨学金も不正受給の問題などが市議会、道議会でも度々指摘されています。

 それではそもそも、「アイヌ」であることはどうやって証明しているのでしょうか。驚いたことに、北海道アイヌ協会が「アイヌである」と証明書を出すことで、補助が受けられる仕組みなのです。

北海道アイヌ協会の判断の根拠は、

  • アイヌの血を受け継いでいると思われる人
  • 婚姻・養子縁組等によりそれらの方と同一の生計を営んでいる人

などとなっています。

 「思われる」とはつまり「自称」「推定」を認める客観性の乏しい仕組みです。さらに婚姻・養子だと日本人なのに、アイヌとしておカネがもらえるのです。北海道アイヌ協会が認めないと、本当に純粋なアイヌでも補助が受けられない。

北海道以外に住んでいるアイヌの方はどうなるのか。実におかしな仕組みだと思いませんか。

 その「アイヌ」の証明を担う「財)北海道アイヌ協会」自体が度重なる不正経理で問題を起こしており、とても公正な団体とは言えません。

札幌市が北海道アイヌ協会札幌支部に委託して建て替えたアイヌ文化交流センターのポンチセも不審火を巡るトラブルに端を発し、茅の調達などいまだにもめています。

これらの支援制度が国民の税金でまかなわれている以上、納税者の立場から是正を求めるのが議員の職務だと私は思っています。

 アイヌについて石器時代から今日に至るまでさまざまな歴史的資料が示されています。先住民族か否かの問題はここでは触れませんが、明治時代の北海道旧土人保護法以来、アイヌの方々にはご労苦があったでしょうし、私もアイヌ文化や歴史を否定するものではありません。

私が問題としたいのはアイヌを称する利権の問題であり、これについてこれまでも議会で指摘してきましたし、今後も問題提起を続けていくつもりです。

私のツイートに賛否それぞれの立場から多くの意見が寄せられましたが、古くからあるこの問題がいま頃話題になるのは、「さわらぬ神にたたりなし」とばかり、事なかれ主義で政治と行政が安易な公金支出を重ねてきた結果だと思います。

まさに従軍慰安婦問題とも共通する事象ではないでしょうか。

限りある財源を国家の未来に有効に使うために、政治家としての勇気も問われています。

以上が、金子市議の投稿です。

 

世論はどんなふう?

 

金子市議は東京出身のかたなので、アイヌのことについて知らないことが多い。勉強不足だという声が多々ありました。

また、アイヌ団体の不正経理問題に乗じて、利権主義のようにいうのはどうか?

アイヌということで利益を得ている方がいたとして、それが本当であったとしても「アイヌ民族はもういない」との発言は間違っていると思う。

などの批判的な意見が多いようです。

また、金子市議のようにわざわざアイヌと言わなくても、日本国民として平等の利益だけでいいのでは?という意見もあるようです。

 

アイヌ民族について歴史を見ると

古来、日本人は縄文人から派生して、アイヌ人は寒冷地に適応し、琉球人は亜熱帯地に適応し、和人(弥生人)は温暖地に適応した体質に変化した民族だと定説では言われています。

つまりアイヌも同じ日本民族なんです。その証拠として、和人・アイヌ人・琉球人はみんな正直者で騙され易いといわれています。

アイヌと言われる人は、室町時代くらいに北海道に移住してきた人々で、コロポックルと言われる先住民を根絶やしにしたとの説もあります。

文明開化に近いころ、アイヌ民族は幕府に協力し北辺防備に尽力されました。おかげで日本はロシア領にはなりませんでした。

アイヌ民族が江戸時代末期にロシアに味方していたら北海道だけでなく、本州全域がロシア領となっていたかもしれません。

アイヌ民族はむかしからアイヌであり日本人として生きてきているのですね。

歴史上はっきりとした記述がないようですが、間違いなくアイヌ文化や琉球文化は日本の大切な文化の一つであり、未来に継承するべきものだと思いますね。

 

私は金子市議の意見のすべてを否定は出来ないと思うのです。しかし、政府などの議会で決定された事柄においては準じる必要があるとおもいます。

その上で、様々な意見があれば改めて必要な場所で議論することは大切だと思います。ですが「アイヌはもういない」は撤回されたほうがいいのでは?と思います。

また、個人の真意は別として、Twitterやブログの投稿での政治的発言はニュアンスも難しく、誤解を生みやすいのではないかと思いました。

私もブログを書きながら、文字だけで思いを伝えることの難しさを感じます。国語力や漢字の意味も知らずには書けませんし。誤解を生むような記述でないかとても気になります。

私も十分に精進したいと思いますが…。

最近、地方議員の方々の不祥事続きですよね。発言も行動も慎重に行なって頂きたいですね。

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